How Google Works
本、読書を、テーマにしたため最初は本に関する記事にします。
タイトル通り How Google Worksを読みました。
謝辞まで読んで368ページ。文字も小さめだったためガッツリ量がありました。
しかし、1カ月くらい読むのにかかってしまい最初の方はすっかり抜け落ちてる。たとえ短期間で読んでも何度も読み直さないと覚えきれないですね。
読んだきっかけは、世界的に有名になったグーグルとはどんな人たちの集団なのか?ということが気になり購入。
抜け落ちた記憶の中でも残った内容は、
1.採用は絶対に力を注ぐべき重要な活動であること
2.邪悪になるなというスローガン
3.ジョナサンが受けた面接の内容
...あれだけ時間かけて読んでもこの程度しか今頭に浮かんでこない。悲しい。
この中でもやっぱり3の具体例が一番頭に残りやすいですね。セルゲイ(創業者の一人)がジョナサン(紹介より:ラリーペイジCEOのアドバイザー)の面接官をしたそうです。その質問内容は「自分の知らない、複雑なことを教えて欲しい」というもの。ジョナサンはスイッチを入れて経済に関する話しを始めます。ホワイトボードを使い数式を書き説明していくジョナサン。しかし、話し始めた内容が興味がなかったのか、わかってしまったのか途中からセルゲイはローラーブレードをいじり出したり窓の外を見始めました。
自分がこんなことやられたらダメージ入るなぁという感想を抱きつつ読み進めていくとその状況を的確につかんだジョナサンは話を変えます。奥さんをデートに誘った時の話をしました。その話にようやくセルゲイが興味を示し見事合格したという話でした。
この話から感じたことは、およそ仕事とは関係なさそうなナンパ術(語弊があるかな?)を聞いてセルゲイ氏が何を思ったのか。是非知りたかった。もちろんこれが決め手になったわけじゃなく他にも質問はあっただろうけども。
そしてジョナサンの観察力、対応力。興味がないとわかるや否や話題を切り替えた度胸。カッコいいです。やったことは書いてあるけど内面が書いてないのでこの時の心情も気になりますね。焦った?って。
面白い本だと思います。興味があればぜひ手に取って見て下さい。